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2026.01.08 • ものがたり

光と森、灯りの原点

Birch Firelight 編集
白樺の木目のクローズアップ

北海道の冬は、午後の早い時間から空が暗くなります。雪に覆われた街で、窓からこぼれる灯りがことさら温かく見えるのは、この土地で暮らす人なら誰もが覚えのある光景ではないでしょうか。

私たちが白樺を選んだのは、その灯りの色をもっともやわらかく伝えてくれる木だと感じたからです。薄く削った白樺の板に光を通すと、強い光が木肌を透けて、ほんのりと蜜色に変わります。眩しさはなく、それでいて部屋の隅まで静かに届きます。

白樺の木肌を通した光は、どこか懐かしく、温かく、そして静かです。強すぎず、主張しすぎない。けれどその場にいる人の心をたしかに支えている。そんな光を暮らしの中に届けたいと考えています。

「灯りは、空間の主役ではなく、暮らしを静かに支える存在であってほしい。」

素材には北海道産の白樺を使っています。道内の白樺は木目が緻密でありながら温かみのある色合いを持ち、削り方や仕上げ方によって驚くほど豊かな表情を見せてくれます。

白樺材を丸く削り出したランプ台座のクローズアップ

コレクションの「Kiri Pendant」は、薄く削り出した白樺の板を何度も組み直しながら、光の広がり方を確かめて形にした一台です。ダイニングテーブルの上に一つ吊るすだけで、空間の印象がやわらぎます。

木の個性を尊重し、過度な加工を避け、光をできるだけ自然な形で暮らしに届けること。それがBirch Firelightのものづくりの考え方です。

私たちの照明が灯る部屋にも、雪の夜の窓辺のような静けさが少しでも届いていたらと願っています。

この物語について、もっと知りたいことがありましたら。
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